中学受験対策のひとつである家庭教師はお子さんの学力を考慮しながら受験勉強を勧められる有力な勉強方法になります。塾で成績が上がらない時の対策として、家庭教師ほど有効な手段はありません。
しかし、ひとことで家庭教師といっても、多くの種類があります。また、次のような心配や不安な方も多いと思います。
今回は、中学受験で家庭教師を活用する際に必要となる費用について解説します。授業料以外にも費用がかかりますので、活用する際は費用全体を考慮する必要があります。
中学受験で家庭教師を活用する際の費用
家庭教師の費用で高いのは授業料ですが、考慮すべき費用について記載しました。授業料以外の費用にも注目して総費用を確認して活用する家庭教師を見極めましょう。知らずに費用が積み上がると家庭の負担に大きくのしかかります。
| 費用項目 | 内容 |
|---|---|
| 入会金 | 家庭教師のセンターに入会する際に必要な費用です。 入会金のないセンターや、体験授業を受けると免除になるセンターもあります。 また、定期的に入会金無料キャンペーンを行なっているところもあります。 |
| 授業料 | 家庭教師の授業を受ける時の料金です。多くは時給で料金が提示されます。 先生の実績などによって時給が異なるセンターや、一律料金など様々です。 |
| 教材費 | 授業で使用するテキスト代です。 家庭教師独自のテキストや市販の参考書を使う場合に発生します。 学校や塾のテキストを使う場合は、教材費が発生しません。 |
| 管理費 | 授業以外の相談や、講師交代などのサポートを受けるために必要になります。 家庭教師センターが運営を継続する為に必要な費用となります。 管理費として個別に請求せず、授業料に含まれていることもあります。 |
| 交通費 | 先生が生徒の自宅に来るまでの交通費です。 実費負担と一律請求があります。 交通費は、管理費に含まれている場合もあります。 |
| 月会費 | 管理費や交通費などを月会費としてまとめて徴収する家庭教師もあります。 多くの家庭教師では発生しなくなってきています。 |
| 解約金 | ほとんどの家庭教師では、解約金は発生しません。 年間契約で割引料金での契約の場合に場合に発生することがあります。 |
家庭教師の授業は、1コマが90分や120分など、1時間以上の授業が一般的です。一方で、授業料は時給単価で表示されています。1コマの授業料に換算せずに考えてしまうと、思わぬ支出になりますので、注意が必要です。
中学受験の家庭教師の料金の相場
家庭教師の授業スタイルには、「対面式」と「オンライン」があります。また、授業を行う先生には、「現役大学生」と「プロの家庭教師」がいます。活用方法によって費用感は大きく異なります。また、住んでいる地域によっても相場は異なります。
また、指導対象の学年や、現役大学生の場合は在籍する大学、プロの家庭教師は合格実績などで授業料は変わります。金額の幅は生徒の条件や先生のタイプによって異なりますが、概ね次のような分布になり、2,000円/時は少ないですが、現役大学生は3,000円から5,000円が比較的多く、プロの家庭教師は、4,000円から8,000円が相場で、難関校への合格実績の多い先生などはさらに高額の授業料となる先生もいます。

家庭教師によって授業スタイルや先生の種類が異なるため、目的に合わせて費用対効果が高い家庭教師を選ぶことが大切です。
中学受験向け対面型家庭教師の相場場と特徴
昔からあるご家庭に先生が訪問して授業を行うスタイルです。先生が訪問する際に発生する交通費をはじめ費用は全体的に高くなります。
しかし、直接対面で指導するメリットなど他のサービスでは得られない学習効果も多くあります。
対面型家庭教師の費用
一般的な家庭教師のスタイルである対面授業を行なっている家庭教師は費用は高い傾向にあります。
対面型家庭教師の特徴
ご家庭に先生が訪問して生徒と1対1での指導が受けられます。お子さんの学力に合わせて指導するのでわからないところは基礎から教えてもらえます。一方で得意科目については、無理のない速度で応用問題まで学力の幅を広げてくれます。
中学受験向けオンライン家庭教師の相場と特徴
家庭教師は塾と比較すると、費用が多くかかると言われています。
しかし、最近は費用を抑えたオンラインでの授業を行うサービスも増加しています。
オンライン家庭教師の費用
対面での授業と異なり、オンラインでしか受けられない遠方の教師などもいるため、価格の変動は大きいです。ただ、オンラインと対面という授業スタイルの違いだけで比較するとオンラインの方が費用を抑えられるケースが多いのではないかと思います。
オンライン家庭教師の特徴
Zoomなどのオンラインミーティングツールを使って、授業を行います。対面との大きな違いは、先生がご家庭に訪問しない点。
また、オンラインであれば、移動距離を気にすることなく、遠方の先生に指導を受けてもらうこともできます。東京に住みながら、関西で活動している優秀な先生から指導してもらうことも可能です。
プロの家庭教師の特徴
プロの家庭教師の費用
家庭教師としての実績を重視するプロの家庭教師は基本的に授業料は高額になります。それが、先生としての評価につながりますし、教師自身も責任を持って指導しているため、費用が高額なほど指導力の高い先生に出会える確率は上がります。
プロの家庭教師の特徴
指導経験の豊富な先生が多く登録しています。また、元サピックス、日能研、四谷大塚、早稲田アカデミーなどの有名塾での講師経験のある先生が多いです。
元塾講師なので、指導方法や受験に必要な知識など受験に特化した情報を持っている先生が多いのが特徴です。
現役大学生家庭教師の特徴
現役大学生による家庭教師の費用
学生がアルバイトとして家庭教師を行なっているので、プロの家庭教師と比較すると費用面では抑えられているケースが多いです。ただし、東大生や医学部生が講師をしている場合は、費用が上がるケースがあります。
現役大学生による家庭教師の特徴
現役大学生なので、バイトとして登録している先生です。
また、現役大学生なので、現代の学生生活の様子など勉強以外のリアルな情報を聞かせてもらえる機会も得られます。
なお、プロの家庭教師と比較すると、人に教える経験値は少ないので、生徒のレベルに合わせた指導という点で物足りなさを感じる可能性があります。
家庭教師センターで基本的な指導方法などはレクチャーを受けているので、教えることに対しては問題はありません。
また、バイトなので教え方が上手くないとか、自分の学生生活があるので、ドタキャンなどが多そうなど、質の問題を懸念する方もいると思いますが、センター側がサポートするので、考えるほど質が悪いといったことはありません。
まとめ
中学受験勉強で家庭教師を使う際に考慮すべき費用について解説しました。
塾に通うよりも多少高額にはなりますが、短期で高い学習効果を得る手段としては、家庭教師は最も効果の出る勉強法です。
短期間の家庭教師で、ライバルたちをごぼう抜きしてあっという間に塾のトップクラスに上がれる可能性もあります。
家庭教師センター毎に費用は異なりますが、多くの場合無料体験授業がありますので、まずは、体験を行なって指導レベルと費用感に納得のいく家庭教師を見つけて中学受験を乗り越えましょう。